2018年12月15日(土)

さいたま新都心と大宮両駅周辺で屋台など 期間限定

小売り・外食
南関東・静岡
2018/10/5 0:00
保存
共有
印刷
その他

さいたま市や地元企業などが公共空間の利活用に向けた実験を県内2カ所で始める。さいたま新都心駅前のデッキや大宮駅近くの道路予定区域で実施し、飲食店などに屋台を出店してもらう。企業や駅の乗降客数が多い両駅周辺の公共空間に、にぎわう場所を設け、滞在時間の延長や街を周遊してもらうきっかけにする考えだ。

昨年は大宮区役所前でにぎわい創出のイベントを開いた

JRさいたま新都心駅前のデッキや駅西口のけやきひろばで15~24日、「パブリックライフフェスさいたま新都心」を開催する。デッキは東西に延びる数百メートルの通路。椅子やテーブルを置いて休憩場所を設けたり、人工芝を敷いて子どもが遊べる場所を確保したりする。周辺のオフィスで働く人に野外で仕事してもらう「アウトドアオフィス」も開設する。飲食を提供する屋台約10店が営業する予定だ。

イベントは行政から民間まで特定地域で活動する人が一体となって街の活性化に取り組む「エリアマネジメント」の実証実験として開く。さいたま市や第三セクター、さいたまアリーナ(さいたま市)、駅近くの商業施設「コクーンシティ」を運営する片倉工業などで構成する実行委員会が主催する。

さいたま新都心地区は旧国鉄操車場跡地に国の出先機関が東京都から移転し、2000年に街開きした。16~17年には2つの病院が開業したほか、JR東日本がホテルが入った複合ビルを開業。街開きから18年経過し、人口や乗降客数(1日当たり約11万人)は増加傾向だ。

ただ、街にくつろげるスペースや夜間に飲食を楽しめる場所が少なく、直行直帰する人が多いという。駅前の広いデッキでどんなイベントや場所づくりに取り組んでほしいかを聞き取り調査し、活用策を探る。実行委は「公共空間の活用を通して、にぎわいにつながる街づくりを進めたい」という。

さいたま市などによる産学官の街づくり組織「アーバンデザインセンター大宮」(UDCO)も26日から3日間、JR大宮駅東口側でエリアマネジメントの実証実験に取り組む。道路の拡幅予定区域や駐車場を会場とし、10~15店の地元飲食店などが出店。ものづくりワークショップも開く。

実証実験の結果を道路整備後の街づくりに生かす。JR大宮駅の1日当たりの乗降客数は約51万人に上る。駅東口側に進出意欲を持つ事業者や地元飲食店に販売動向や通行量を把握してもらい、商機につなげる狙いもある。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報