2018年12月19日(水)

ベトナム国家主席 最高指導者のチョン書記長が兼務へ

東南アジア
2018/10/3 22:26
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【ハノイ=大西智也】ベトナム共産党は3日までに、最高指導者のグエン・フー・チョン党書記長(74)が次期国家主席を兼務する方針を固めた。9月に61歳で死去したナンバー2のチャン・ダイ・クアン氏の実質的な後任人事となる。外交上の顔である国家主席を兼務し、党主導で権力基盤を強化するねらいだ。

複数の地元メディアが報じた。ベトナムで党書記長が国家主席を兼務するのは初めて。2日から開いていた同党の重要会議である中央委員会総会で内定した。今月下旬に開く国会で正式に決定する見通しだ。

ベトナムでは共産党書記長、国家主席、首相、国会議長の4人を中心とした集団指導体制を敷いている。権力が一極に集中することに一部で懸念の声もあるが、安定した政治体制を背景に改革や経済政策で大きな変化は生じないもようだ。

これまでは死去したクアン氏の事務代行として女性のダン・ティ・ゴック・ティン副国家主席(58)が暫定国家主席だった。中国でも1993年以降共産党のトップである党総書記が国家主席を兼務しており、党と国家のトップが一体化している。

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