2018年11月20日(火)

西原商会、名古屋の菓子卸買収 後継難で承継

サービス・食品
九州・沖縄
2018/10/3 16:44
保存
共有
印刷
その他

業務用食品卸大手の西原商会(鹿児島市)は3日、菓子卸の鈴木商会(名古屋市)と傘下の3社を買収したと発表した。2日付で鈴木商会の既存株主から発行済み全株式を取得した。取得額は公表していない。鈴木商会は1932年創業の老舗菓子卸だが、後継者難に陥っており、相乗効果が見込める西原商会の傘下に入ることで事業の継続、拡大を図る。

鈴木商会は和菓子全般を取り扱う菓子卸で、大手卸にはない品ぞろえやオリジナル商品の開発に強みを持つ。2017年10月期の連結売上高は63億1200万円だった。

傘下に全額出資子会社で生菓子製造の大昇製菓(長野県松本市)、菓子小売業の菓子市(名古屋市)、高級菓子企画の千鈴堂(同)を抱えており、西原商会は今回の買収で計4社を子会社にした。

鈴木商会では鈴木康秀社長が引き続き社長を務め、西原商会の西原一将社長が鈴木商会の代表取締役会長に就任した。

西原商会はホテルやレストラン、結婚式場、料亭、居酒屋などへの食品の卸販売を手掛けており、18年2月期の連結売上高は783億円。

これまでも事業承継型のM&Aを積極的に展開しており、鈴木商会についても販路の活用や製品開発面での相乗効果が見込めると判断、株式取得を通じて事業を承継することにした。

今なら有料会員限定記事もすべて無料で読み放題

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報