福島信金HP改ざん被害 別サイト誘導、県警が捜査
福島信用金庫(福島市)は3日までに、ホームページ(HP)が不正アクセスを受け、改ざんされたと発表した。修正しており、現在問題はない。相談を受けた福島県警は、不正アクセス禁止法違反容疑で捜査を始めた。
信金によると、HPの「店舗一覧」「ふくしんこども応援賞」にアクセスすると「システムが古くなり破損していることが検出された」と表示される。修正のためにソフトをダウンロードするよう指示され実行するとフリーダイヤルに電話するよう誘導されるという。
実際に電話すると、カード情報を聞き取るなどの詐欺被害に遭う可能性があるとしている。これまでに被害は確認されていない。
サーバー管理会社からの連絡で9月26日に発覚。信金は、HP作成を委託した企業が不正アクセスされ、HPに被害が出たとみており「お客さまにご迷惑をお掛けしないよう、セキュリティーを強化する」と話した。〔共同〕