2018年10月19日(金)

襟巻き型ヘッドホン、パナソニックが製品化へ
視界を遮り集中高める

スタートアップ
エレクトロニクス
2018/10/2 19:06
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パナソニックは2日、クラウドファンディングを活用して襟巻き型のヘッドホン「ウエア・スペース」を製品化すると発表した。ヘッドホンのまわりに視界を遮るパーテーションを付けたユニークなデザインにした。家電などの量販品の枠組みにとらわれず、これまでにない斬新さで新たな需要を掘り起こす。

視覚と聴覚を制限する襟巻き型ヘッドホン

視覚と聴覚を制限する襟巻き型ヘッドホン

ウエア・スペースは視界を80度ほどに制限する。ヘッドホンのノイズキャンセリング効果と合わせて、視野を狭めて「心理的なパーソナル空間をつくる」(同社)。コワーキングスペースやオフィスなどでの作業に没頭できるという。

12月11日までカルチュア・コンビニエンス・クラブ系のクラウドファンディング「グリーン・ファンディング」を通じて資金を募る。目標は1500万円で、調達額に応じて生産台数を決める。

連結売上高が約8兆円規模のパナソニックにとって、意欲的なプロジェクトになる。試作品をスピード感を持って作り改良を重ねる「アジャイル(俊敏な)開発」と呼ばれる手法を学ぶため、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」関連のスタートアップ、シフトール(東京・中央)を4月に買収した。今回は同社が設計や製造、販売を担う。

ウエア・スペースは半年ほどで試作品を開発した。新商品の企画・開発は社内調整に時間をかけがちだが「競争環境は大きく変わっている」(臼井重雄デザインセンター所長)。従来手法に縛られないプロセスを通じた意識改革を促す狙いもある。

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