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イオン九州、天神の商業施設 一部をオフィスに

福岡地所に委託

イオン九州は2日、福岡・天神にある商業施設「イオンショッパーズ福岡店」の上層階(5~8階)をオフィスビルに改装すると発表した。同店は地下2階地上8階建ての商業施設だが、上層階の来店客が伸び悩んでいた。オフィス部分はノウハウを持つ福岡地所に委託し、商業フロアも刷新して2019年に新装開業する。

5~7階に現在入居しているテナントは4階以下に移転か退去してもらい、地上5階~8階をオフィスに改装する。8階は空室だった。1フロア面積は約900坪と「市内で最大規模」(福岡地所の榎本一郎社長)という。

地下1階から地上4階の商業施設部分も改装し、商業フロアは19年春、オフィスフロアは同年夏の開業をめざす。

イオンショッパーズ福岡店は訪日外国人(インバウンド)需要で2017年度の売上高が前年度比6.4%増となるなど業績は好調。ただ生活雑貨や専門店が入る上層階は収益が伸び悩んでおり、オフィスを誘致することで会社員らのランチ需要などを取り込む。

榎本社長は「相場より低めの家賃設定にする」と話し、オフィス運営の収益は「トントン」に収めるという。オフィス賃料で収益をあげるより、テナントの一時的な移転先を確保することによって、同社が水面下で検討する新たな再開発計画を円滑に進めたいという思惑がある。

福岡市では商業施設「博多リバレインモール」に昨年10月、通販大手ジャパネットホールディングスが入居。「福岡パルコ」にも昨年末シェアオフィスが入居するなど、商業施設のオフィス活用が相次いでいる。

市が進める都心部の大規模再開発事業「天神ビッグバン」にも弾みが付く可能性がある。同地区の「空室率は1.5%」(高島宗一郎市長)と低く、テナントの受け皿がないことがネックとなり、現状、公表されているのは2案件にとどまっている。

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