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千葉・木更津の電子地域通貨、320店で決済可能

千葉県木更津市で1日、市内のみで使える電子地域通貨が導入された。スマートフォン(スマホ)を使って、小売店や飲食店など約320店舗で電子決済ができる。実証実験で好評だったため、同日から本格運用を開始。市によると、一般消費者を対象にした電子地域通貨は県内で初めて。2018年度末には500店舗に拡大し、個人消費の拡大につなげる。

電子地域通貨の名称は「アクアコイン」で、「1コイン=1円」で利用できる。市と木更津商工会議所、君津信用組合(同市)が連携して運営。システムはスマホアプリ開発のアイリッジ(東京・港)の子会社の電子通貨システム「マネーイージー」を活用した。

利用者はまず、スマホに専用アプリをダウンロード。チャージ(入金)後、加盟店でQRコードをスマホで読み込み、画面上で利用金額を入力して決済する仕組みだ。QRコードを利用することで、加盟店は交通系の電子マネーなどより少ない初期費用で導入できる。

3月下旬から約3カ月間、市や君津信組の職員らが参加し、アクアコインで決済する実証実験を行った。実験期間中の利用総額は目標の3000万円を上回る約4100万円。約4900件の決済でもシステムトラブルは起きず、市民らが使える本格運用に切り替えた。10月1日時点で飲食店やホテルなど321店で利用できる。

本格導入に合わせて、入金の利便性を高める。実証実験時は君津信組の本支店窓口などでしかチャージできなかったが、15日には木更津駅前の観光案内所とイオンタウン木更津朝日に自動チャージ機を置く。1日からは、手軽にチャージできるプリペイドカードの販売も加盟店の一部で始めた。同カードのQRコードをスマホで読み取り、チャージコードを入力することで入金できる。

利用者のチャージ上限額は10万円。市や君津信組は入金総額が計1億5000万円に達するまで、利用者にチャージ額1000円につき3%のアクアポイントを進呈するキャンペーンを始めた。18年度末には500店の加盟と1万人の利用が目標で、自動チャージ機やプリペイドカードの販売拠点の増設を検討する。

市は19年度中に、公園の清掃などボランティア活動に参加した市民にアクアコインとして使える行政ポイントを付与する仕組みも導入する方針。君津信組の宮沢義夫理事長は「アクアコインの導入を市内での消費拡大につなげ、地元経済や地域コミュニティーの活性化にも役立てたい」としている。

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