2019年6月16日(日)

嵯峨天皇の写経を初公開 京都・大覚寺、平安の三筆

2018/10/1 17:35
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京都市右京区の大覚寺で1日、嵯峨天皇が書いた般若心経を60年に1度開封する儀式が行われた。今年は写経から1200年の節目に当たり、初めて一般公開。嵯峨天皇は書に優れ、空海や橘逸勢と並び平安時代の「三筆」として知られる。

嵯峨天皇が書いた般若心経の複製品(1日午前、京都市の大覚寺)=共同

嵯峨天皇は大飢饉(ききん)があった818年、空海の勧めで人々の安穏を願い般若心経を写経したとされる。縦約25センチ、横約68センチの紺綾織の布に、金泥で書かれている。

天皇の許可なく開けられない「勅封」の扱いで保管され、60年に1度、寺院関係者らにのみ公開されてきた。儀式には、高円宮妃久子さまと絢子さまらが出席。午前10時半ごろ、写経を収めた心経殿の扉が開かれた。

公開は11月30日までの午前9時~午後5時。参拝料は千円。撮影禁止の原本は傷んでおり、写経当時を復元した複製も展示している。〔共同〕

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