各地で被害広がる 関電管内で9万戸停電 けが人も

2018/9/30 23:42 (2018/10/1 0:43更新)
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非常に強い台風24号は30日午後8時ごろ、和歌山県田辺市付近に上陸し、東海から北陸、東北に抜けて列島を縦断するコースを取った。共同通信のまとめでは各地で計82人が負傷。鳥取県では土砂崩れに巻き込まれたとみられる男性が意識不明の重体となり、宮崎市では女性が用水路に落ちて行方不明になった。西日本各地では、停電や冠水といった被害が相次いだ。

総務省消防庁の集計では、30日午後6時現在、23道府県で380万人超に避難勧告や避難指示が出され、約3万6千人が避難所に身を寄せた。

西日本各地では和歌山県など強風に襲われた地方を中心に停電が相次いだ。関西電力によると、午後11時現在、和歌山県や京都府などで、のべ約9万6110戸で停電が発生。約5万7330戸がまだ復旧していない。

四国電力中国電力によると、四電管内では計約4300戸、広島県など中電管内で少なくとも計約1100戸が一時停電した。九州電力によると、福岡県を除く九州6県で約30万戸が一時停電した。

国土交通省岡山国道事務所によると、30日午後7時半ごろ、岡山県総社市の国道180号で冠水した。国道は片側1車線で、7月の西日本豪雨で氾濫した高梁川沿いを通る。今回も高梁川の氾濫とみられる。一時約20キロにわたって通行止めとなった。

大阪府など西日本各地の自治体は相次ぎ避難所を開設し、避難勧告や避難指示を出すなど住民に早めの避難を呼び掛けた。

大阪府岬町では30日午前、町内の全7677世帯に避難指示を出した。小学校など20カ所に避難所を開設。午後7時半時点で324人が避難した。

和歌山県でも崖崩れの恐れがある太地町の一部などに避難指示が発令された。

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