2019年9月21日(土)

北朝鮮外相「先に非核化せず」、終戦宣言など要求

2018/9/30 0:59 (2018/9/30 2:04更新)
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【ニューヨーク=高橋里奈】北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相は29日、国連総会の一般討論演説で、核実験やミサイル発射を停止したにもかかわらず「米国からは相応の反応がない」と批判した。「米国との信頼なくしては国家の安全保障に自信を持つことはできず、先に一方的に武装解除することは断じてない」と強調。朝鮮戦争の終戦宣言を通じた体制の保証を要求し、非核化措置の先行を否定した。

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李外相は約15分間演説した。金正恩(キム・ジョンウン)委員長が米朝や南北の首脳会談で「完全な非核化」を表明したことを踏まえ、朝鮮半島の平和に貢献していると主張。一方で国連安全保障理事会の制裁は「変わらず残ったままだ」として緩和を要求した。南北関係は改善したとする半面、「米国は非核化が第一だと強調して朝鮮戦争の終戦宣言にも反対している」と譲歩を迫った。

またトランプ米政権内で北朝鮮の非核化の意思を疑問視する声があることについて、6月の米朝首脳会談での共同声明が「米国内政治の犠牲となれば予期せぬ結末を迎えるのは米国だ」とも警告した。

李外相は昨年の国連総会での演説で、緊張が高まっていた米国に先制攻撃を示唆していた。李外相はニューヨーク滞在中、ポンペオ米国務長官のほか、河野太郎外相、中国の王毅国務委員兼外相らと会談した。

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