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福島第1の浄化済み汚染水 8割で基準超の放射性物質

東京電力は28日、福島第1原子力発電所で生じる汚染水について、浄化処理後の約8割にあたる水に基準を超える濃度の放射性物質が含まれていたと発表した。海洋放出などで処分する場合は再浄化する。処分方法を議論するため10月1日に開く経済産業省の有識者会議で報告する。

福島第1原発の汚染水は分離が難しいトリチウム以外の放射性物質を取り除いた後、タンクで保管している。東電の推計によると9月時点で約100万トンの処理済み水のうち75万トンに、排出基準を超えるヨウ素やストロンチウムなどの放射性物質も含まれていた。

本来は浄化に使うフィルターで取り除けるはずだったが、フィルターの交換時に汚染水処理が滞るため、汚染水の濃度低減を優先させたためだとしている。

排出基準を超えてもタンクでの保管に法的な問題はない。東電は、再び浄化装置を通すなどして放射性物質を基準以下に抑える。

有識者会議は8月、汚染水を海洋へ放出するなど処分方法について国民の意見を聞く公聴会を開いた。処理済み水にトリチウム以外の放射性物質が含まれていることに関して政府や東電の説明が不十分だという指摘が相次いでいた。

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