ロボットに搭載する会話システムを開発するパルスボッツ(東京・目黒)は27日、1億2000万円を調達したと発表した。チャットボット(自動応答システム)やスマートスピーカー、ロボットに組み込むコミュニケーションシステムを開発している。調達した資金で独自のロボットやシステムの開発費用やエンジニアの採用に充てる。
デジタル・インフォメーション・テクノロジーとNSD、メンバーズ、ボヤージュベンチャーズ、ハイジ・インターフェイスを引受先とする第三者割当増資をこのほど実施した。
パルスボッツは2015年設立。ロボットやチャットボットが人とコミュニケーションをとれるようにする会話作成サービスなどを開発している。飲食店での接客などを想定したシナリオをあらかじめ作成しており、導入する各店舗で店舗名やメニューなどを登録するだけで利用できるようにする。2019年にも外部企業への提供を始める予定。