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ビットメインが上場申請 仮想通貨採掘マシン最大手

【香港=木原雄士】仮想通貨の採掘(マイニング)に使う装置で世界最大手、中国のビットメインは27日までに香港取引所に新規株式公開(IPO)を申請した。同社はマイニング装置で世界シェアの7割超を占める。ビットコインなど仮想通貨は不正流出や相場下落に揺れており、上場の成否が注目を集めそうだ。

ビットメインは2013年に設立されたマイニング装置会社。マイニングなど特定用途向け集積回路の設計に強みを持つ。上場で30億米ドル(3400億円)規模の調達をめざしているもようだ。

申請書類によると、1~6月の売上高は約28億ドルと前年同期の10倍超に膨らんだ。仮想通貨相場の急落にもかかわらず、事業規模が急拡大している。純利益は7億4200万ドルだった。

仮想通貨のマイニング事業も手掛けており、大量の仮想通貨を保有している。6月末の保有額は8億8600万ドルと総資産の28%に上る。上場で調達した資金は研究開発などにあてる方針だ。

米調査会社フロスト&サリバンによると、世界の仮想通貨産業の市場規模は13年の1億ドルから17年には132億ドルに拡大した。マイニング装置の市場も高い成長が続いており、今後5年で6倍近くになる見通しだ。

もっとも、主要国は仮想通貨を使ったマネーロンダリング(資金洗浄)などを警戒して規制強化に動き出している。仮想通貨のマイニング装置をめぐっては中国のカナーンや億邦国際も香港に上場を申請しているが、まだ認められていない。

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