2019年9月18日(水)

変なホテル、羽田に開業 弱いロボットも登場

2018/9/27 16:06
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エイチ・アイ・エス(HIS)は27日、羽田空港近くでロボットが受け付けなどをするホテル「変なホテル東京 羽田」を報道陣に公開した。同ホテルの9拠点目で、10月3日に開業する。恐竜ロボットと人型ロボットが受付業務を担う。宿泊者の半数をインバウンド(訪日外国人)と見込む。

恐竜ロボットと人型ロボットが受け付けを担う

人がゴミ捨てしやすいように自ら動くゴミ箱型ロボットの「弱いロボット」

HIS子会社のHISホテルホールディングス(東京・新宿)が運営する。受け付けでは2体の恐竜ロボットと1体の人型ロボットが「変なホテルへようこそ」と出迎えた。ロボットの後ろの壁には恐竜や火山のアニメーション映像が流れており、ときおり大きな音とともに火山が噴火する演出。受け付けをロボットが担うため、ホテル自体は10人で運営する。同規模のシティーホテルと比べると人の数は4分の1程度という。

ロビーには豊橋技術科学大学(愛知県豊橋市)と共同研究した「弱いロボット」を配置する。弱いロボットとは完璧ではなく、人の行動や優しさを引き出す協働型ロボットのこと。ここの弱いロボットはゴミ箱型ロボットで、ゆっくりと人に近づき、人がゴミを捨てたくなるように促す。

客室はあらゆるモノがネットにつながる「IoT」技術を活用し、タブレット端末で照明やテレビ、空調などの操作が一元的にできる。テレビの代わりにプロジェクターで壁に映像を投映する「シアタールーム」や、布団を快適な温度に保つ機械を備えた部屋などもある。

都内では変なホテルの6拠点目で、客室数は200室。京浜急行電鉄空港線の大鳥居駅から徒歩6分。宿泊料金は約12平方メートルのセミダブルルームで1室8500円から。羽田空港とホテルを結ぶ無料シャトルバスを運行する。空港利用者が多いことから、宿泊客の半数を訪日客と見込んでいる。

今後のホテル開業計画も発表した。19年には変なホテルを大阪、福岡、京都、石川などに展開していく。加えて、トルコや米国にも進出するという。変なホテルとして開業するかは未定だが、HISホテルホールディングス取締役の清水学氏は「エンターテインメント性、快適性、先進性を追求したホテルにしたい」と意気込んだ。(長尾里穂)

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