元ソフトバンク副社長、退社後初めて公の場に

2018/9/27 15:43
保存
共有
印刷
その他

米情報セキュリティー企業パロアルトネットワークスのニケシュ・アローラ会長兼最高経営責任者(CEO)が来日し、27日に開かれた日本法人の顧客向けイベントで「犯罪者の先を行くサイバー対策で貢献する」と語った。アローラ氏は2014年にソフトバンクグループ副社長に就任したが16年に電撃退任。退社後、国内の公の場に姿を見せるのは初めてだが、ソフトバンク時代については多くを語らなかった。

米パロアルトネットワークスのニケシュ・アローラ会長兼最高経営責任者(CEO)

アローラ氏はドイツテレコムや米グーグルなどを経て14年に孫正義ソフトバンクグループ社長に請われ、鳴り物入りでソフトバンクに加わった。副社長としてベンチャー投資を担ったが、1年あまりで退任した。孫氏が続投を決めたことなどが理由とされる。

講演では、サイバー対策の重要性と顧客のニーズに応えるためにパロアルトが取り組む施策について語った。ソフトバンク時代の具体的な活動の言及は避けた。通信事業者の立場からクラウドがもたらす変革やセキュリティーの重要性を習熟したなどと述べるにとどまった。

アローラ氏はCEO就任後の約100日間で、世界各国の顧客企業のサイバーセキュリティー責任者と話し、共通の悩みを見つけたという。例えばサイバー対策の製品やサービスの乱立だ。1つの製品やサービスを利用しても部分的な対策にしかならず、顧客企業のシステム全体が安全なのかが分からない。アローラ氏は「包括的な対策を打てるように、クラウドを活用して個々の製品やサービスを連携させることに力を注ぐ」と語った。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]