2019年7月21日(日)

日本紙パ商事、「脱プラ」コップ開発 三菱ケミと連携

2018/9/27 14:09
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日本紙パルプ商事は27日、土の中で自然分解する「生分解性プラスチック」を使った紙コップを開発したと発表した。液体が触れる面に塗布する耐水素材として、一般的なプラスチックを使わないのが特長。外部の紙容器メーカーに製造委託し、10月から量産を始める。米スターバックスのプラ製ストロー廃止方針など「脱プラ」の動きが広がるなか、海外展開も視野に入れる。

開発した紙コップは紙の裏側に生分解性プラスチックを塗って作る

開発した紙コップは三菱ケミカルとタイ石油公社(PTT)グループが製造・販売する生分解性プラ素材「バイオPBS」を採用。微生物の力で水と二酸化炭素(CO2)に自然に分解され、地上で投棄されても有害な成分が残留しない。

飲食業で使われる紙コップの大半は耐水性を持たせるため、自然分解されないタイプのプラ素材を内側に塗っている。燃やして廃棄しても自然界に大きな影響はないとされるが、投棄された場合に土中で分解されないため、新製品はこの課題を解決できるという。

日本紙パ商事はレストランなどの外食産業を中心に売り込む。価格は一般的な紙コップよりも3~4倍高くなる見通し。コップのフタやお盆(トレー)など、生分解性プラを使った新たな商材の開発・販売も検討する。

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