トルコ食品最大手、傘下ゴディバ日本事業の売却検討 ロイター報道

2018/9/27 9:30
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【イスタンブール=佐野彰洋】ロイター通信は26日、トルコ食品最大手のユルドゥズが傘下に持つベルギーのチョコレート会社ゴディバの日本事業売却を検討していると報じた。売却額は15億ドル(約1700億円)程度と試算されているもようだ。日本事業の年間売上高は3億5000万ドル規模で、売却に踏み切れば優良ブランドを巡る争奪戦に発展しそうだ。

トルコでは通貨リラの急落で外貨建て債務を抱える企業の返済負担が膨らんでいる。ユルドゥズはゴディバや英菓子会社ユナイテッド・ビスケッツなど過去の大型買収に伴う多額の借り入れを抱え、5月には55億ドル規模の債務再編で銀行団と合意していた。

米国との関係悪化でリラ安が加速し、年初からの下落率は対ドルで約4割に達する。債務圧縮のため、ゴディバの日本事業の切り売りを迫られた可能性がある。

ユルドゥズは日清食品と合弁会社を設立し、トルコ国内で即席パスタや即席麺を製造・販売していることでも知られる。

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