2018年11月19日(月)

英労働党党首「議会で反対」 メイ氏EU離脱方針に

Brexit
ヨーロッパ
2018/9/27 0:25
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【リバプール(英中部)=小滝麻理子】英最大野党・労働党のコービン党首は26日、党大会で演説し、メイ首相による欧州連合(EU)離脱交渉が難航していることは「英国民や企業にとって脅威だ」と強く批判した。仮にメイ氏がEUと合意できたとしても、その後の英議会での承認手続きで反対票を投じる方針を明らかにした。

2019年3月のEU離脱が迫る中で、英とEUは11月までに離脱条件などで合意したい考え。その後、英議会で合意内容を採決する。17年の総選挙で敗北したメイ氏の与党・保守党は過半数議席を持たず、労働党の反対や与党内の一部議員の造反次第では議会承認を得られない恐れがある。

コービン氏は「メイ政権はいまだに合意なし離脱をちらつかせている」と批判し、労働党はEUとの関税同盟の維持などを求めると発言。今後メイ氏が議会で承認を得られない場合は、総選挙の実施を求める考えを強調した。

メイ氏は7月にEUとの経済関係を重視する穏健離脱の方針をまとめたが、交渉相手のEUや保守党内の強硬派から方針の見直しを求める声が強まっている。労働党も反対姿勢を明確にしたことで、メイ氏への圧力はさらに高まりそう。保守党も30日から党大会を開く予定で、メイ氏の離脱方針への信任を巡り議論が紛糾することが予想されている。

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