2019年3月24日(日)

サイバーダイン、意思表示・機器操作補助装置を販売

2018/9/26 22:00
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筑波大学発のスタートアップ、サイバーダインは26日、病気などによって話したり、体を動かしたりするのが難しい人の意思伝達や機器の操作を可能にする装置「Cyin福祉用」を一般向けに販売すると発表した。本体やパソコンなどを経由して「はい」「いいえ」の意思表示や文章の作成、ナースコールなど様々な機器の操作が可能になるという。

発話や体を動かすことが難しい人の意思伝達や機器操作を可能にする「Cyin福祉用」

Cyin福祉用は同社主力の装着型ロボット「HAL」と同様、人が動こうとしたときに脳から筋肉へ送られる微弱な生体電位信号を読み取る。これを入力信号とし、本体やパソコンなどを出力装置として様々なコミュニケーションを支援する。

複数の部位の生体電位信号を同時に利用して複雑な操作が可能。手のひらサイズで軽いため、外出時でもそのまま持ち運びできる。充電はワイヤレス方式で置くだけで簡単にできる。

これまで神経・筋難病など重度の疾患で発話や動作が著しく困難な人に対し、各種スイッチや視線入力装置などによる意思伝達が行われてきた。ただ、操作者や介助者の負担の大きさ、病状が進行して操作が困難になった場合の対応、意思伝達の精度に課題があった。

同社は重度の疾患を持つ人の意思伝達という用途に合致したセンサーやアルゴリズムを新たに開発。さらに使い勝手をさらに向上させて一般向けに製品化した。希望小売価格は60万円(税別)。

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