岡山・真庭産「ギー」製造へ バターオイル、ジャージー牛で

2018/9/26 19:58
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岡山県真庭市で完全放牧ジャージー牛の牛乳からバターオイル「ギー」を製造するプロジェクトが本格的に動き出した。産官学民の関係者らは22日、ジャージー牛2頭を放牧飼育する牧場のオープニングレセプションを開き、ギーの製造販売を始めると発表。太田昇真庭市長は「ギーが全国に出て行けるよう支援したい」とあいさつした。

牧場オープニングレセプションであいさつする真庭市の太田昇市長(22日、岡山県真庭市)

ギーはインド発祥で、バターを加熱し不純物を取り除き精製したもの。パンに塗ったり、いため物などに使われるほか、伝統医学アーユルヴェーダでも活用され、近年人気が高まっている。

今回、ジャージー牛の飼育管理、搾乳、ギー製造を手掛けるのは醍醐桜(同市)。東京と岡山を拠点とするデザインファーム「nD」が企画し、「満月のギー」の商品名で発売する。内容量は100グラムで、価格は2800円(税別)。

牧場は真庭市の古刹、木山寺に隣接する耕作放棄地を地元の木山郷土保存会が借り受け、岡山県立大学の学生と開墾・整備した。真庭市は情報発信等で支援する。国産ギーを完全放牧の牛から搾乳して製造するのは初の試みという。完全放牧では2頭で放牧面積が0.5ヘクタール程度必要なため、満月のギーの製造量は1日に10個にとどまる。

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