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流鏑馬3年ぶりに奉納 熊本地震被災の阿蘇神社

2016年4月の熊本地震で6棟の国指定重要文化財が被災した阿蘇神社(熊本県阿蘇市)で25日、収穫期の稲の実りに感謝をささげる「田実祭(たのみさい)」があった。倒壊した楼門の復旧工事で走路を確保できず実施が見送られてきた流鏑馬(やぶさめ)が、被災者を元気づけようと3年ぶりに奉納された。

会場は、解体を終えた楼門の跡地に隣接する、長さ約140メートルの参道。烏帽子(えぼし)姿の男衆らは飾り馬で駆け抜け、今後の順調な復興も願いながら的を狙った。矢が命中すると、和太鼓が打ち鳴らされて色鮮やかな紙吹雪が舞い、沿道から歓声が上がった。

自宅が一部損壊した阿蘇市の村上憲雄さん(69)は「地震翌日に見た楼門の無残な姿に、涙が出た。神社が元の姿へ少しずつ戻っているのは、うれしい」と感慨深げだった。

田実祭は国の重要無形民俗文化財「阿蘇の農耕祭事」の一つで、流鏑馬は江戸時代から行われてきたとされる。阿蘇神社で被災した6棟のうち、楼門は22年度中、他の5棟は本年度中の修復完了を目指している。〔共同〕

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