2018年12月19日(水)

ブレント原油、3年10カ月ぶり高値 増産見送りで

ヨーロッパ
中東・アフリカ
2018/9/24 20:55
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【ロンドン=篠崎健太】24日の原油市場で、代表的な国際指標の一つである北海ブレント原油先物が急伸した。期近物は一時1バレル80.94ドルと前週末より3%近く上げ、3年10カ月ぶりの高値水準を付けた。米国による経済制裁の復活でイラン産原油の供給減が警戒されるなか、主要産油国が23日の会合で増産を見送ったことで買いが膨らんだ。

主要産油国が増産を見送ったことで買いが膨らんだ(ノルウェー沖の北海油田設備)=ロイター

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の主要産油国は23日、アルジェリアで生産状況を点検した。行き過ぎた減産を是正する方針を確認する一方、増産は不要との認識を示した。事前にはイランの供給減への対応で増産を協議するとの観測も出ていた。増産先送りの決定を受け、需給の引き締まりが当面続くとの見方が広がった。

ベネズエラやリビアなどの供給不安もあり、市場では原油の先高観が強まっている。米バンクオブアメリカ・メリルリンチは21日付で、ブレント原油の2019年の平均価格予想を1バレル75ドルから80ドルへ引き上げた。イランの供給が従来の想定以上に落ち込むことを織り込み、19年6月末には95ドルまで浮上する可能性があるとみている。

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