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西武・栗山選手手記 「松井さんの背中に学んだ」
10年ぶりリーグ制覇

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2018/9/30 21:12
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 強力打線で首位を走ってきた西武が30日、歓喜のときを迎えた。2008年以来、10年ぶり22度目(西鉄時代を含む)のリーグ優勝。西武ひと筋17年、ここぞの一振りで勝利に貢献してきた栗山巧選手(35)に、悲願達成までの思いを寄せてもらった。

08年に日本一になってから、10年、12年と優勝するチャンスがありました。それを逃してからはAクラスにも入れない悔しいシーズンが続き、何とかもう一度優勝したい、という一念でやってきました。

ゲーム決める一打を打とう

毎日試合に出る立場ではなくなった今、僕が意識したのは、ゲームを決める一打を打とうということです。9月15日からの2位ソフトバンクとの直接対決3連戦の初戦、千賀滉大君から打ったタイムリー(初回2点打)、第3戦の満塁本塁打(ミランダ投手から、初回に先制)は大事なところで打てたという点で、自分でも記憶に残る一打になると思います。

9月17日のソフトバンク戦で放った先制満塁本塁打は「記憶に残る一打になると思う」

9月17日のソフトバンク戦で放った先制満塁本塁打は「記憶に残る一打になると思う」

今年はシーズンを通しての投手との駆け引きを考えるようになりました。終盤のペナントレースの勝負どころで、自分の持てるだけの勝負手を打てるようにしたい。そのためにどうするかと、シーズンが始まってから意識して対戦を重ねてきたことが、いい結果につながったのかもしれません。

その場その場での自分の役目も、より強く意識するようになりました。僕がスタメンでいくときには、たくさん点を取りたいときですから、その期待に応えないといけません。自分の出番を増やすためにも、勝負どころで打たなくては、と思ってやってきました。

同期のおかわり(中村剛也選手)とともに、勝利に貢献できたのもうれしいことです。01年のドラフトで、ともに指名されて入団しました。僕が満塁ホームランを打った9月17日の試合で、彼も3ラン。一緒にお立ち台に立ったときは、一緒にやってきてよかったな、という思いがこみ上げてきました。

正直なところ、今まで頻繁に言葉を交わしたりとか、2人の間にきずなみたいなものがあったかといわれたら、なかったかもしれません。でも、同じように関西出身(栗山選手=兵庫・育英、中村選手=大阪桐蔭)で、高卒入団で、17年間一緒にやってきて、このごろは何か通じるものが出てきたのかもしれません。

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