障害者らが駅伝 大分でスポーツイベント
障害の有無にかかわらず運動を楽しむイベント「スポーツ・オブ・ハート」が22日、大分市であった。五輪陸上女子マラソン金メダルの高橋尚子さんによる陸上教室や、障害者も加わった駅伝大会も行われた。

駅伝では車いすマラソン選手や視覚障害者、地元小学生らがチームを組んで、JR大分駅前の歩行者天国の道路を疾走。沿道からは「ガンバレ」の声がさかんに飛んでいた。
大分市に赴任中の会社員で、大学時代に箱根駅伝を走ったという児玉敬介さん(50)は「健常者と障害者が一緒に走っている姿は素晴らしい。大分がダイバーシティー(多様性)の街だと改めて実感した」と感激した様子だった。