「10月許可、大変厳しい」 名古屋城復元巡り市答弁

2018/9/21 19:15
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名古屋城天守閣の木造復元について、名古屋市は21日、基本計画書案を10月に文化庁が開く文化審議会までに提出し、許可を得るのは「大変厳しい状況にある」との見通しを示した。有識者の指摘に従い、傷んだ石垣の保存対策などを練るのに時間がかかっており、申請のメドは立っていないという。

名古屋城木造復元を議論する名古屋市議会の本会議(21日)

同日の市議会本会議で、浅井正仁市議の質問に広沢一郎副市長が答弁した。木造復元の実現には文化庁の許可が要る。その前提として、有識者による文化審で計画が認められる必要がある。

広沢副市長は「10月の審議会に諮れなくても、2022年12月の竣工を守れるよう努力したい」と答弁した。9月の定例市議会に名古屋城関連の補正予算案が提出されていないことを問われると、「基本計画書案の提出に至らず、上程できなかった」と釈明した。

本会議後、河村たかし市長は記者団の取材に対し、「工程を守るのが前提だ」と述べ、木造天守閣の22年末完成を引き続き目指す考えを述べた。石垣の保存対策については「専門的なコンサルタントからアドバイスを受けている」と明らかにした。

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