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基礎生物学研 テントウムシの模様決める遺伝子特定

基礎生物学研究所の安藤俊哉助教と新美輝幸教授らは東京工業大学などと共同で、テントウムシの羽の模様を決める遺伝子を特定した。特定の遺伝子の構造のわずかな違いで模様が変わっていた。生物の進化の仕組みの解明などに役立つ成果という。

特定の遺伝子が働かないと、模様が消えて全体が赤くなる(基礎生物学研究所提供)

成果は21日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(電子版)に掲載される。

テントウムシの一種のナミテントウは日本全国に生息する。羽の色は赤と黒があり、模様の種類は200以上ある。模様は1つの遺伝子で決まることが知られていたが、どの遺伝子かは特定されていなかった。

研究グループは羽に関わる遺伝子の中から「パニア」と呼ばれる遺伝子に注目した。ナミテントウでこの遺伝子を調べると、黒色の色素の合成を促し、赤色の色素が沈着しないようにする働きがあった。模様の違いによって、遺伝子の構造の一部が異なっていた。これにより遺伝子の働く場所や時期が変わり、模様の違いにつながるとみている。

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