2018年10月19日(金)

アマゾンの画面付きAIスピーカー、日本でも12月発売

ネット・IT
北米
2018/9/21 5:18
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【シアトル=中西豊紀】米アマゾン・ドット・コムは20日、人工知能(AI)スピーカーに画面がついた「エコー・ショー」を12月に日本でも発売すると発表した。価格は2万7980円。料理レシピの動画を再生したり、ビデオを見たりといったことが可能になる。グーグルも同様の製品の投入を計画しており、2社の「スピーカー」競争が激しくなっている。

画面付きや車向けなど、アマゾンは「エコー」の品ぞろえを広げる(20日、シアトル)

同日、ワシントン州シアトル市の本社で開いた製品発表会で明らかにした。米国では17年夏に1世代目の機種が発売されているが、今秋から2世代目に刷新するのにあわせて日本でも投入する。画面サイズは10.1インチで、動画再生のほかブラウザーを介してインターネットのウェブ画面を見ることもできる。

すでに日本で発売済みの「エコー・ドット」と「エコー・プラス」についても新機種を発売する。「ドット」は音質を高めたほか、「プラス」は家電との連携によるスマートホームへの対応をしやすくした。価格はそれぞれ5980円と1万7980円。10月30日から出荷を始める。

AIスピーカーに動画機能をつけた製品はグーグルも今夏から中国レノボ・グループなど家電メーカーを通じて販売している。記者会見したアマゾンのデバイス担当責任者、デイブ・リンプ上級副社長は「エコーのコミュニケーション能力はどんどん上がっていく」と話し、使いやすさの向上を訴えた。

アマゾンが14年に他社に先がけて発売したAIスピーカーだが近年は競争が激しい。米ストラテジー・アナリティクスによると16年10~12月期に9割近くあったアマゾンのシェアは直近の18年4~6月期には41%にまで落ちた。最大のライバルは16年に参入したグーグルで、直近のシェアは27.6%と猛追中。中国のアリババ集団も少しずつシェアを伸ばしている。

競合対策としてアマゾンはこの日、スピーカー以外の音声AI製品を発表した。日本向けは「現時点では無い」(同社)としているが、電子レンジや壁掛け時計にも音声AIが入り、声による操作ができるようになる。同社はあわせて車に積むことを前提としたスピーカーも発表。生活のあらゆる場所に音声AIを広げる戦略を明確にした。

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