ロイター記者釈放要求か 英外相とスー・チー氏会談

2018/9/20 23:26
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【ヤンゴン=共同】ミャンマー訪問中のハント英外相は20日、首都ネピドーでアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相と会談した。イスラム教徒少数民族ロヒンギャの取材に絡みロイター通信の記者が実刑判決を受けた問題について、ハント氏は会談で取り上げたと、ツイッターで明らかにした。報道の自由への懸念を表明するとともに、記者の釈放を求めたとみられる。

ハント氏によると、スー・チー氏はロイター記者の問題について「調べてみる」と返答したという。

ハント氏はツイッターで、ロイター記者に対して司法手続きが適切に取られてこなかった恐れがあると指摘。ロヒンギャ迫害を巡っては、ミャンマー側の対応が不十分なら、国際刑事裁判所(ICC)への付託を含む「あらゆる選択肢を検討すべきだ」とした。ロヒンギャの帰還について、英国が支援するとも明らかにした。

警察から文書を不正入手したとして罪に問われたロイター通信のミャンマー人記者2人は「報道倫理に従い行動した」と主張。スー・チー氏はこれまでに「表現の自由とは関係なく、国家機密法に関することをした」として、記者への禁錮7年の判決について、正当性を強調していた。

ハント氏は会談に先立ち、ロヒンギャの帰還準備が進む西部ラカイン州も訪問した。

ミャンマーでは昨年8月の治安部隊とロヒンギャ武装集団の衝突後、72万人超のロヒンギャが隣国バングラデシュに逃れた。ミャンマーとバングラデシュ両政府が帰還の準備を進めている。

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