「売上高1兆円の目標達成急ぐ」日立鉄道部門トップ

2018/9/20 18:22
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【ベルリン=牛山知也】世界最大の鉄道ショー「イノトランス」では世界最大手の中国中車や独シーメンス、仏アルストムなどの競合が勢ぞろいした。国内最大手の日立製作所は初の実車展示などで気を吐く。同社の鉄道部門トップのアリステア・ドーマー氏は、目標に掲げる売上高1兆円に向け、追加買収なども辞さない考えを強調した。

鉄道車両では15年に世界最大手の中国中車が発足し、18年には独シーメンスと仏アルストムが事業統合を計画するなど再編が続く。日立は15年のイタリア鉄道メーカーの買収などで「鉄道事業は18年度に6300億円と3倍以上に拡大してきた」と強調。同社が2020年代の達成を目指す売上高1兆円、営業利益率10%の目標達成に向けては、「市場を注視し買収なども検討し、早期の達成を目指す」と語った。

 一方、技術面でも「日立のように信号や交通システムなど全ての領域で事業を手掛けるのは世界でも数社のみ」と強調。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」の普及などを念頭に、今後は「将来を見据えて研究開発にさらなる投資をしていきたい」として、日立のIoT基盤「ルマーダ」を用いた開発スピードの向上や運用コスト低減などを進めると述べた。
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