2019年3月19日(火)

東京医大、初の女性学長へ 不正入試の信頼回復急ぐ
25日の理事会で承認

2018/9/20 10:12
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私立大支援事業を巡る文部科学省汚職事件を受け、7月に理事長と学長が辞任した東京医科大(東京・新宿)が19日の教授会で学長選を行い、次期学長に病態生理学の林由起子主任教授を選出したことが20日、関係者への取材で分かった。25日の理事会で承認された後に就任する。東京医大で女性が学長に選ばれるのは初めて。

女子受験者の一律減点が問題になった東京医科大学(東京都新宿区)

汚職事件を巡っては医学部医学科の入試で、女子・浪人生を不利に扱っていたことが判明。内部調査委員会は臼井正彦・前理事長(77)=贈賄罪で在宅起訴=が主導し、鈴木衛・前学長(69)=同=が追認していたとし、「女性差別以外の何ものでもない」「受験生に対する背信行為」と批判した。

関係者によると学長選では林教授と小児科の男性主任教授が候補になり、林教授が有効投票数の過半数を獲得した。女性学長の選出は、不正入試などで低下した信頼やイメージの回復につなげる狙いもありそうだ。東京医大は理事会後に結果を公表する。後任の理事長は選出のめどが立っていないという。

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