ススキノのネオン再点灯 歓声上がる

2018/9/19 19:49 (2018/9/19 20:42更新)
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北海道電力苫東厚真発電所(北海道厚真町)の1号機が19日再稼働し、札幌にいつもの夜景が戻った。歓楽街・ススキノの有名な看板が午後6時に一斉点灯されると、周囲から歓声が上がった。一方、節電を続ける企業もあった。

すすきの地区のシンボルであるニッカウヰスキーのネオンが再点灯した(19日、札幌市)

北海道電力苫東厚真発電所の1号機が再稼働し、点灯された歓楽街・ススキノの「ニッカウヰスキー」の看板(19日夕、札幌市)=共同

ススキノではシンボルになっているひげの紳士をあしらった「ニッカウヰスキー」の看板の点灯が再開した瞬間、「キャー」と大きな歓声。近くの飲食店に勤める男性(37)は「街の雰囲気が明るくなった。早く元通りのにぎわいに戻ってほしい」と願った。

36人が死亡するなど大きな被害が出た厚真町の19日の最低気温は8.7度。400人以上の被災者が身を寄せる7つの避難所では、いずれも暖房を動かすのに電気を使用している。

厚真町の青木雅人総務課長(57)は「これで避難者が安心して過ごせる環境が整う。これから寒さが厳しくなるので心強いです」とほっとした表情。

札幌市厚別区の特別養護老人ホーム「かりぷ・あつべつ」では職員が暗闇の中で入所者の介助を強いられた。職員の男性は「一度あのような停電が起きると、また起きるのではないかと思ってしまう。想定外の事態がないようにしてほしい」と注文を付けた。

一方、企業の中には節電を継続する動きもある。新千歳空港(千歳市)では、冷房を通常より1度上げて26度にし、一部照明を間引きする節電対応を継続。担当者は「営業に支障がないと判断したため」と話す。

道内で1100店のコンビニを運営する「セコマ」(札幌市)も15日から店外照明を落とし、店内のエアコンを高めに設定する。担当者の女性社員は「今後も省エネに努めていく必要があると判断した」という。〔共同〕

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