2019年6月19日(水)

トヨタとスパークス、再生エネファンド 300億円規模に

2018/9/19 19:18
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トヨタ自動車と投資会社のスパークス・グループは19日、再生可能エネルギー発電に投資するファンドを立ち上げると発表した。スパークスが今年11月から運用を開始するファンドに、トヨタが100億円を出資する予定だ。他の投資家も募り300億円規模のファンドを目指す。電動車の普及などが進む中、再生エネルギーのインフラ整備を支援する狙いがある。

ファンド名は「未来再エネファンド」。日本国内で太陽光や風力、バイオマス、地熱などの幅広い発電所のプロジェクトに投資していく。すでに稼働している発電所ではなく、新たな発電所に開発の初期段階から投資する。出資する発電所の電力をトヨタの工場や販売店に供給することも視野に入れる。

トヨタは2050年までにエンジンだけで走る自動車の販売をほぼゼロにしたり、工場から排出される二酸化炭素(CO2)をゼロにしたりする長期目標を掲げている。30年には電気自動車(EV)などの電動車の販売台数を550万台に増やす計画も掲げている。環境に優しい電動車の販売を増やす一方で、エネルギーを供給するインフラについても再生エネルギーへの転換を進め、環境負荷の低減につなげたい考えだ。

トヨタは次世代技術の開発などの促進を目的にこれまでもファンドを立ち上げてきた。15年には三井住友銀行やスパークスと「未来創生ファンド」を設立。人工知能(AI)やロボットなどをテーマにスタートアップへの投資を進めてきた。

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