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弁護士面会の立ち会いで賠償命令 オウム元死刑囚巡り

7月に死刑執行されたオウム真理教元幹部の林(現姓小池)泰男元死刑囚(執行時60)が、弁護士との接見時に拘置所職員が立ち会わないよう仮処分命令が出たのに立ち会いを続けたのは違法として国に損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は19日、国に約25万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

国は「即時抗告しており、確定まで効力はないと誤信していた」と主張。市原義孝裁判長は判決理由で「決定が告知された時点で効力が生じることは、行政訴訟法の規定を確認すれば容易に認識できた」と指摘し、「(違法な対応は)到底容認しがたく、信頼を失墜させる異常な事態を生じた。極めて重大な過失があった」と批判した。

判決によると、林元死刑囚は再審請求などの打ち合わせのため東京拘置所で弁護士と接見。拘置所側は弁護士を通じて教団関係者と意思伝達が図られる恐れがあるとして職員を立ち会わせたが、2016年12月に同地裁が立ち会いを差し止める決定を出した。だが拘置所は17年4月まで計6回にわたり、接見時の職員立ち会いを続けた。

法務省成人矯正課は「判決内容を精査し適切に対応したい」とコメントした。

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