2019年5月22日(水)

東京医歯大とパイオニア、糖尿病の計測センサー開発

2018/9/19 20:00
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東京医科歯科大学とパイオニアは、呼気中のアセトンガス検出用の光バイオ方式センサーモジュールを共同開発したと2018年9月13日、発表した。東京医科歯科大学のバイオ技術とパイオニアの光学技術、小型化技術を融合し、センサーモジュールの高感度化と小型化を実現したという。

光バイオ方式センサーモジュール外観

光バイオ方式センサーモジュール外観

東京医科歯科大学教授の三林浩二氏の研究室では、呼気中に含まれる微量なアセトンを検出することで、「糖尿病患者のスクリーニング・糖尿病の進行度の非侵襲評価」や「健常者の脂肪代謝の評価」が可能となる技術「アセトン用バイオスニファ」の開発を進めている。

この技術では、呼気中に含まれる多様な成分の中からアセトンのみを選択的に認識し、高感度かつリアルタイムに情報化する手段として、生体臭(ガス)と代謝の関係に着目。2級アルコール脱水素酵素(S-ADH)がアセトンと反応する際に、蛍光物質「還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NADH)」が消費されて蛍光が減少する現象を利用している。

光バイオ方式センサモジュールの基本構成

光バイオ方式センサモジュールの基本構成

今後、さらなる小型化と低コスト化を目指したモデルの開発を進めていくとしている。

(ライター 近藤寿成)

[日経 xTECH 2018年9月18日掲載]

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