2018年11月20日(火)

17年の結核患者1千万人 WHO、30年終息達成遠い

2018/9/19 9:34
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【ジュネーブ=共同】世界保健機関(WHO)は18日、2017年に世界で新たに結核と診断された患者が推定1千万人だったと発表した。減少傾向にあるが、このペースだと30年までに流行を終息させるという国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」達成は遠いとして、各国に対策強化を求めた。

9月26日には米ニューヨークで結核に関する初の国連総会ハイレベル会合が開かれる予定。

WHOによると、17年の結核による死者数は推定160万人で、新規患者、死者ともに減少した。国別の新規患者数はインド274万人、中国89万人、インドネシア84万人、フィリピン58万人、パキスタン53万人など。

不適切な治療により主要な薬が効かなくなる多剤耐性結核の感染者は推定約56万人で、インド、中国、ロシアだけで約半数を占めた。

厚生労働省によると、16年の日本の新規患者は約1万8千人で、人口10万人当たり13.9人。死者は約1900人だった。政府は東京五輪・パラリンピックが開催される20年までに10万人当たり10人以下の「低まん延国」を目指すが、今のペースでは達成は難しいという。

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