アウディ、初のEVを公開 充電器でアマゾンと連携

2018/9/18 17:42
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【シリコンバレー=白石武志】独アウディは17日、同社初の電気自動車(EV)「eトロン」を米国で世界初公開した。年内にまず欧州で発売し、2019年4~6月に米国でも販売を始める。米国ではEV向け家庭用充電器の設置で米アマゾン・ドット・コムと連携する計画も明らかにした。

独アウディは初のEV「eトロン」を米国で公開した

eトロンは5人乗りの多目的スポーツ車(SUV)型EV。95キロワット時の大容量電池と2つのモーターを搭載し、1回の充電で走れる航続距離は400キロメートルを超えるという。

17日に予約を始めた米国における価格は7万4800ドル(約840万円)から。競合する米テスラのSUV「モデルX」(価格は約8万ドルから)とほぼ同じ水準とした。

米国ではアマゾンと組み、eトロンの購入者向けに家庭用充電器の購入や工事手配などをネット上で完了できるサービスを提供する。他の利用者のレビューを通じて製品を比較できるだけでなく、電力料金なども調べられるという。

ベルギー・ブリュッセルにある組み立て工場の1日当たりの生産能力は200台としている。1日当たりの生産台数が700台を超えるテスラの新型車「モデル3」に比べると量産規模は見劣りするものの、アウディは25年までに自動運転などを含む新技術に400億ユーロ(約5兆2000億円)を投じて電動化を加速する考えだ。

アウディは当初、eトロンを生産地のブリュッセルでお披露目する予定だった。同社は排ガス不正事件に関連し、詐欺などの疑いで今年6月に逮捕されたルペルト・シュタートラー社長を一時的に解任しており、開催地の変更に影響したもよう。

発表会に出席したアブラハム・ショット暫定社長は「我々には根本的な変化が必要だ」と述べ、事件への反省をにじませた。

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