2019年5月24日(金)

南北首脳18日会談 非核化へ具体的協議

2018/9/17 17:08
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【ソウル=山田健一】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は18日に訪朝し、平壌で北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長と会談する。韓国大統領府によると、文氏は20日まで北朝鮮に滞在し、南北首脳は18日と19日に会談する。膠着状態にある北朝鮮の非核化をめぐる協議について、米朝間の仲介役を自任する文氏が金正恩氏と具体的に話し合い、局面打開の糸口をつかめるかが最大の焦点だ。

南北首脳会談は4月と5月に続いて今年3回目。南北は19日に会談の合意内容を発表する方向で調整を進めている。

文氏は韓国政府高官らで構成する同行団と18日午前に空路で訪朝し、昼食会をはさんで午後に金正恩氏と会談する。その後、同日夜の晩さん会や19日午前の首脳会談をへて20日にソウルに戻る。

任鍾晰(イム・ジョンソク)秘書室長は17日、訪朝日程について「3回目の会談だけに首脳間の直接的実質的な対話に最も重点をおいた」と説明。任氏は非核化が会談の議題になるとしたうえで「首脳間でどれほど率直な話し合いができるかによって、具体的な進展があるかどうか決まる」と述べた。

北朝鮮の非核化をめぐっては、北朝鮮に対して非核化に向けた具体的な手続きを明示するよう求める米国と、1950年代の朝鮮戦争の終戦宣言を先に実行するよう主張する北朝鮮の間で意見が対立。6月にシンガポールで史上初の米朝首脳会談が開かれて以降、米朝間の協議に目立った進展はみられない。

一方、韓国と北朝鮮は4月の会談で、2018年中に朝鮮戦争の終戦宣言をすることや偶発的な衝突を防ぐ平和水域を設けることで合意した。南北は今回、軍事境界線から南北各2キロメートルに設定された非武装地帯の扱いを含め、軍事的緊張の緩和を目的に新たな合意に達する可能性もある。

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