2019年9月22日(日)

海自潜水艦が南シナ海で訓練 初の公表、中国けん制

2018/9/17 14:14
保存
共有
印刷
その他

防衛省は17日、海上自衛隊の潜水艦が南シナ海で護衛艦部隊と訓練したと発表した。13日にフィリピンの西側の海域で、護衛艦が潜水艦を見つける対潜水艦戦を想定した訓練を実施した。実任務に就く潜水艦が南シナ海で訓練したと公表するのは初めて。同海域で軍事拠点化を進める中国をけん制する狙いがある。

海上自衛隊の潜水艦「くろしお」(海自ホームページから)=共同

海上自衛隊の潜水艦「くろしお」(海自ホームページから)=共同

南シナ海に派遣したのは海自呉基地(広島県)を母港とする潜水艦「くろしお」。13日までに東南アジア周辺を長期航海中の護衛艦「かが」「いなづま」「すずつき」の3隻と合流した。護衛艦や艦載ヘリコプターがソナー(水中音波探知機)を使って潜水艦を見つける動きのほか、潜水艦が護衛艦に探知されないように近づく行動を確認した。

訓練したのは中国が南シナ海に設定した独自境界線「九段線」の内側。潜水艦は敵に見つからずに行動する隠密性が強みのため、動向を公にするのは異例だ。あえて対外的に明らかにすることで、南シナ海での海自の存在を中国に示す意味がある。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。