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桃田、疲れにめげず初V バドミントン・ジャパンOP

2018/9/16 23:46
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サーブを打つ手が、小刻みに震えていた。

男子シングルスで優勝し、表彰式で笑顔の桃田賢斗=共同

男子シングルスで優勝し、表彰式で笑顔の桃田賢斗=共同

憧れの林丹、世界1位のアクセルセンと強敵を次々と倒して迎えた初の決勝。極度の疲労が桃田を捉えていた。「後半はきつくて。『あと何点』と数えながら戦っていた」。現世界王者として成長した姿を観客に見せるため「絶対に優勝したい」と宣言。自分に課した使命が重圧となって、心と体を少しずつ消耗していた。

準決勝までと同様、試合はラリー戦の様相。強打を警戒し、相手は無理に攻めてこない。ならばと桃田は第1ゲーム中盤、疲れた体にムチを打ち前へ出た。「守備で主導権を握れる安易な考え」から敗れたアジア大会の反省を生かし、ヘアピンやカウンターレシーブで積極的に仕掛けた。

「長いラリーでも決め球をライン上に打てた」ことに手応えを感じ取る。20-11で迎えたマッチポイント。スマッシュが相手コートに落ちると、桃田は達成感とともに膝から崩れ落ちた。

大会中、西日本豪雨や北海道胆振東部地震の被災者支援として、自らチャリティーオークションを発案した。「(中高時代を過ごした)福島県で自分もつらい思いをした。少しでも力になりたくて」。目の前の試合にすべてをささげながら、コート外でもエースらしい振る舞いが光った1週間だった。

東京五輪の本番会場での戦いを制し「大きな自信になった」。また一つ心身ともに成長し、2年後のメダルへ徐々に道筋は整いつつある。(堀部遥)

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