2018年11月15日(木)

3連休ボランティア続々 北海道地震の被災地

北海道地震
2018/9/15 9:29 (2018/9/15 12:55更新)
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北海道の地震で大きな被害が出た厚真町などの被災地は3連休初日の15日、大勢のボランティアが駆け付け、汗をぬぐいながら家の片付けなどを手伝った。

北海道厚真町のボランティアセンターに集まった人たち(15日午前)=共同

北海道厚真町のボランティアセンターに集まった人たち(15日午前)=共同

北海道災害ボランティアセンターによると、厚真町と安平町、むかわ町の3町で活動。震度7を観測し、土砂崩れが起きて36人が亡くなった厚真町では、3連休中は人数を増やし、1日200人ずつ受け入れる予定という。

宮坂尚市朗厚真町長は「町の交通状況、ライフラインの復旧状況を考えて、自己責任で全てを完結する形のボランティアを歓迎している。お世話になりたい」としている。

同町のボランティアセンターには15日、受け付け開始前から長蛇の列ができた。小学校時代を同町で過ごした滝川市の会社員、高橋宏基さん(31)は「自然が多く、いい思い出しかない町なので、少しでも役に立ちたい。友人や住民の元気で無事な顔が見たい」と話した。

地震で土にはまり動かせなくなったフォークリフトを引っ張り出すボランティア(15日午前、北海道厚真町)=共同

地震で土にはまり動かせなくなったフォークリフトを引っ張り出すボランティア(15日午前、北海道厚真町)=共同

スポーツウエアや作業着姿のボランティアらは倉庫に散乱した薪を片付けた。苫小牧市の公務員、松尾幸彦さん(50)はジンギスカンや米を買いによく訪れたといい「早く町が元に戻ってほしい。できることをやらせてもらいたい」と意気込んだ。

母親(90)が1人暮らしをしていた実家で、タンスが倒れるなどした女性(56)は片付けを依頼。「1人ではどうにもできなかった。本当にありがたい」とほっとした表情を浮かべた。

役場前にはこの日、献花台が置かれ、関係者が花を手向けた。宮坂町長は「復興という新しいステージに向けて、犠牲になられた方の努力や足跡を引き継ぎたい」と話した。

厚真町では14日までの4日間で延べ約450人のボランティアが活動。必要とされる人数などを考慮し、個人の場合は道内に限定している。団体は道外も可という。

道によると、厚真町では200棟以上が全半壊し、約1400戸が断水している。〔共同〕

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