2018年11月17日(土)

野生イノシシ、豚コレラ確定 全国で検査へ

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2018/9/14 20:46 (2018/9/15 1:18更新)
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岐阜県は15日未明、岐阜市で見つかった野生のイノシシの死骸から豚コレラウイルスが検出されたと発表した。県の遺伝子検査で陽性反応を示し、国の機関の分析で確定した。イノシシの発見場所は、豚コレラが発生した市内の養豚場から半径10キロ圏内。感染拡大を受け農林水産省は14日、防疫を徹底するため、死んだ野生のイノシシを見つけた場合に検査するよう全都道府県に要請した。

岐阜市では今月、国内では26年ぶりに豚で感染が確認された。農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、豚が感染したウイルスを解析した結果、今回の豚コレラは海外から侵入した可能性が高いと発表した。

豚コレラは人や鳥は感染しない、豚やイノシシだけの伝染病。野生のイノシシに豚コレラが広がれば、他の地域の養豚場にも伝染する恐れがある。農水省は養豚事業者に野生のイノシシとの接触遮断を徹底するよう指導を強化する方針だ。

農研機構が今回の豚コレラウイルスの遺伝子を調べたところ、これまで日本で検出されたウイルスと塩基配列の種類が異なった。今回の型は欧州やアジアで検出されていたといい、今後も詳細な解析を続ける。

豚コレラは致死性が高いことで知られる。農水省は岐阜県に対しては、生きた野生のイノシシが捕獲された場合も感染していないか検査するよう要請した。〔共同〕

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