パナソニックとぴあ、スマホでスタジアム入場実験

2018/9/14 20:14
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パナソニックとぴあは14日、サッカーや野球のスタジアムで観客の持つスマートフォン(スマホ)などの端末と連携し、待たずに入場やグッズ購入ができるサービスの実証実験を11月に実施すると発表した。2020年に全国のスタジアムへの本格導入を目指す。

大日本印刷やクレジットカード大手の三井住友カードも協力する。スタジアムでスマホによるチケットの電子化に対応する動きはあるが、大がかりな設備の導入が必要で普及が進んでいない。今回は小型端末をスタジアム内に配置するだけという手軽さを武器に、採用を働きかける。

サービスを導入したスタジアムでは、利用者登録をした個人のスマホや専用リストバンドなどを入り口の小型端末にかざして入場する。グッズや飲み物など、スタジアム内の買い物が全てスマホなどで行える。

さらに、スタジアム周辺の店舗とも連携してスマホにレストランのクーポンを表示したり、近隣の駐車場を予約したりできるようにする計画だ。パナソニックの井戸正弘執行役員は「スタジアムを中心とした街づくりを実現したい」と話す。

入場や購買の記録をひも付けて解析できるため、個人の興味に合わせた選手や試合の情報を提供したり、観客のニーズに合わせたグッズ販売をしたりすることも可能だ。スタジアムの運営者やクラブチームなどの収益向上にもつながる。

まずは11月24日にパナソニックスタジアム吹田(大阪府吹田市)で実証実験を行う。スマホやICカードを使ってスタジアム内の決済を全て行えるほか、紙のチケットを持つ来場者には専用のリストバンドを配布し、サービスを体験してもらう。

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