2019年8月25日(日)

防潮堤の延長検討、福島第1の津波対策で 東電

2018/9/14 15:34
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東京電力は14日、福島第1原子力発電所の津波対策を強化するため、防潮堤の延長工事を検討する方針を明らかにした。北海道太平洋側の千島海溝で今後発生するとされる超巨大地震による津波の被害を抑える狙い。防潮堤の高さや構造など具体的な計画の検討を進め、できるだけ早期に完成させるとしている。

同日の原子力規制委員会の検討会で、東電が方針を説明した。福島第1原発の原子炉建屋内には高濃度の放射性物質を含む汚染水がたまっており、津波が流入すると汚染水が海に漏れ出す恐れがある。東電は建屋の開口部を塞ぐ工事も前倒しで進めているが、既設の防潮堤を延長し、海岸と建屋の間に設置する工事の検討も始めた。

政府の地震調査委員会は昨年12月、千島海溝ではマグニチュード(M)9級の超巨大地震が「切迫している可能性が高い」との長期評価を公表した。東電が地震による津波の影響を試算したところ、福島第1原発では原子炉建屋などがある海抜8.5メートルの敷地が最大1.8メートル浸水する可能性があることが分かった。

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