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VW、「ビートル」生産終了 19年7月で

【シリコンバレー=白石武志】独フォルクスワーゲン(VW)は13日、同社の代表的車種である小型車「ビートル」の生産を2019年7月に終えると発表した。ビートルは1930年代のナチスドイツ時代の大衆車構想に源流がある往年の名車。近年は販売が低迷しており、約80年の歴史に幕を閉じることになる。

ビートルは丸みを帯びた独特のフォルムで「カブトムシ」の愛称でも知られる。現行モデルはメキシコ工場で生産する。

VWは15年秋に発覚した排ガス不正以降、グループ内の車種の見直しや電動化シフトを進めている。

北米では、ピックアップトラックや多目的スポーツ車(SUV)など大型車のブームに押されて販売が低迷。米国では今年8月までの累計販売台数は約1万1000台と前年実績を割り込んでいた。

VW米国法人のハインリッヒ・ウェブケン社長はビートルの今後の生産について「ファミリー層に特化し、電動化を推進する取り組みの中で、直ちに代替計画を立てることはできない」とコメントした。

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