2018年11月21日(水)

ウイルスは海外から侵入か 岐阜の豚コレラ

中部
2018/9/14 11:09 (2018/9/14 14:22更新)
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農林水産省は14日、豚コレラが発生した岐阜市の養豚場のウイルスを解析した結果、過去に日本で発生したものとは遺伝子の配列が異なっていたと明らかにした。海外から侵入した可能性が強まったことになる。

野生イノシシも陽性反応

一方、岐阜県は同日、養豚場から半径10キロ圏内で13日に野生のイノシシの死骸が見つかり、県の遺伝子検査で陽性だったと発表した。国の検査機関が詳しく分析、県はウイルスが検出された養豚場との関連を調べる。

豚コレラウイルスの遺伝子検査で陽性反応が出た、死んだ野生のイノシシが見つかった水路(14日午前、岐阜市)=共同

豚コレラウイルスの遺伝子検査で陽性反応が出た、死んだ野生のイノシシが見つかった水路(14日午前、岐阜市)=共同

県によると、13日午前10時ごろ、養豚場から約7キロ離れた同市打越の道路脇にある水路で、野生のイノシシ1頭が死んでいると住民から市に通報があった。県の簡易検査では陰性だったが、遺伝子検査で14日朝に陽性反応が出た。

イノシシは雌で体長約1メートル。目立った外傷はなかった。

発見場所は、養豚場が豚の死骸が混ざったふんを搬入した堆肥場からも約7キロ離れている。県は現場から10キロ圏内で豚やイノシシを飼育している農家に異常があれば、立ち入り検査し血液などを調べる。

養豚場では3日に1頭が死に、9日に国の精密検査で感染を確認した。県は10日までに養豚場の全ての豚を殺処分し、農水省が11日に防疫措置の完了を発表した。養豚場から3キロ圏内で8月21日に野生のイノシシ2頭の死骸が見つかったことも判明している。

〔共同〕

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