2018年11月17日(土)

柳沢教授らに慶応医学賞 眠りを制御する物質発見

2018/9/14 10:34
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慶応大は14日までに、医学や生命科学の優れた研究者を表彰する今年の慶応医学賞に、眠りをコントロールする脳内物質オレキシンを発見した筑波大の柳沢正史教授(58)と、遺伝子を自在に改変できるゲノム編集技術を人の細胞に応用した、米ブロード研究所のフェン・チャン博士(36)を選んだと発表した。

柳沢教授は、オレキシンの欠乏が、睡眠障害を引き起こすことを突き止めた。目が覚めた状態を維持する働きがあり、これを抑える不眠症の薬が発売されている。

血管を収縮させる物質、エンドセリンも発見。同じく物質の働きを抑える薬が肺高血圧の治療に応用されている。

チャン博士は「クリスパー・キャス9」という手法を改良し、世界中で病気の研究や農作物の品種改良などに利用されている。基礎的な仕組みの開発者と特許権を争っていたが、チャン博士らの主張を今月10日、米連邦高裁が認めた。

第1回の1996年から今回の2人で受賞者は43人。うち7人が後にノーベル賞に輝いた。〔共同〕

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