2019年7月23日(火)

祖国ガーナでアナン氏国葬 協調外交の功績たたえ

2018/9/13 21:28
保存
共有
印刷
その他

【ナイロビ=共同】西アフリカ・ガーナの首都アクラで13日、先月18日に80歳で死去した同国出身のアナン元国連事務総長の国葬が執り行われた。国連トップとして協調外交を推し進めた功績をたたえ、遺体を墓地に埋葬。ガーナは8月20日から1週間を服喪期間と定め、国民が半旗を掲げるなど、追悼ムードに包まれている。

国際会議場で開かれた式典には、アフリカ各国の首脳やグテレス国連事務総長らが出席。ガーナ国旗で覆われたひつぎが壇上に安置され、ガーナのアクフォアド大統領は「アナン氏は法の支配の確立に尽力した。ガーナ、アフリカ、そして世界が彼の死を嘆いている」と弔辞を読み上げた。

グテレス氏は「国連の扉を開き、国連と人々の距離を縮めた。彼は国連を体現した存在だった」と悼んだ。

アナン氏は1938年4月、ガーナ中部クマシで生まれた。62年に国連に入り、国連平和維持活動(PKO)担当事務次長などを歴任。97~2006年に事務総長を務めた。

約80万人が死亡した94年のルワンダ大虐殺を食い止められなかった反省から、紛争時にPKOが積極的に介入することの必要性を訴えた。01年には平和実現に尽力した点が評価され、組織としての国連と共にノーベル平和賞を受賞。03年に始まった米国主導のイラク戦争に一貫して反対した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。