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財務省が13日発表した対外及び対内証券売買契約などの状況(週間・指定報告機関ベース)によると、海外投資家は9月2~8日に日本株を7週連続で売り越した。売越額は1兆632億円で、米フェイスブック株の下落などで市場心理が悪化した3月18~24日(2兆1624億円)以来の規模だった。
米国とカナダの北米自由貿易協定(NAFTA)の交渉が難航し、貿易摩擦問題の拡大を懸念した売りが出た。関西などの台風被害や、北海道で発生した地震被害を懸念した売りも膨らんだ。
海外投資家は国内の中長期債を2週ぶりに買い越した。買越額は3299億円。短期債は4週連続の買い越しだった。
国内投資家による海外の中長期債への投資は3週連続買い越しだった。買越額は2976億円。海外株式への投資は2週連続の買い越しとなり、買越額は976億円だった。