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女子高生AIが地方を応援 日本MSが自治体と推進

日経クロステック

日本マイクロソフトは2018年9月12日、地方自治体と連携して人工知能(AI)チャットボット「りんな」を活用した地方応援プロジェクト「萌えよ□ローカル ~りんなと地方とみんなの未来~」を始めたと発表した。りんなとの会話やゲームを通して、利用者に各地域の魅力や隠れた名所を発信する。

新たに3つのメニューをりんなに追加した。「りんなの社会科見学」では、クイズ形式でりんなと会話を楽しみながら地域ならではの情報を知ることができる。「めぐりんな ~不思議な観光旅行~」は、りんなと観光地を巡ったり、キャラクター化した地元の偉人と交流したりできる選択式のゲームだ。「りんなの奇天烈観光マップ」は、ガイドブックに載っていないような「珍しいモノ」を地図上に表示して紹介するサービス。現在は閲覧のみ可能だが、利用者が発見した場所やモノを自ら投稿できる機能を18年10月に提供予定という。

AIが会話の中から利用者の趣味や嗜好を推定し、お薦めの場所を提案したり、潜在的な移住希望者を見つけて関連する情報サイトへ誘導したりする。日本マイクロソフトの最高技術責任者でマイクロソフトディベロップメント社長を兼務する榊原彰氏は「AIを社会貢献に生かす方法の一つとして、地方応援で力になれる」と話す。

同日時点で群馬県、宮崎県、千葉県香取市、北九州市、佐賀市の5つの地方自治体と、あまみ大島観光物産連盟が参加を決めている。「今回の取り組みはファーストステップ。今後は他の自治体とも連携していきたい」(榊原氏)

りんなの社会科見学に参加した宮崎県の総合政策部中山間・地域政策課移住・定住推進担当の伊達翔馬氏は、「地域に根付く魅力的な文化の認知度が低いという課題を抱えていた」と話す。「今回の取り組みを通して宮崎の魅力を知ってもらい、将来的には移住につなげたい」と期待を述べた。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 増田圭祐)

[日経 xTECH 2018年9月12日掲載]

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