国土交通省北陸信越運輸局は長野県松本市の上高地五千尺ホテルなどを、訪日外国人(インバウンド)の手荷物の配送を受け付けるカウンターとして認定したと発表した。インバウンド客が多い上高地で、荷物を持たずに観光できるよう利便性を高める。
認定を受けたのは上高地五千尺ホテルと「上高地のおみやげ屋さん」、上高地五千尺ロッヂの3カ所。いずれも五千尺(松本市)が運営する。13日からカウンター業務を開始する。
国交省は手ぶら観光を進めるため、訪日客の荷物を空港や駅で一時的に預かったり、ホテルや海外の自宅などへ配送したりするサービスを展開している。今回認定を受けた3カ所はいずれも配送のみを受け付ける。